地域連携コミュニティ

メディアシップの大きなガラス窓から、やわらかな冬の日差しが差し込む午後。 新潟大学や新潟日報社、地域企業が共に作り上げた場「SANKAKU」は、学生たちの活気ある声に包まれていました。

この日は、地域の課題解決に挑んだ18組の学生たちによる成果発表会。

会場にあふれんばかりの人を前に、緊張で震えるマイク。 けれど、その瞳だけはまっすぐに未来を見据えていて――。 知っている学生が壇上で一生懸命に言葉を紡ぐ姿を見て、胸の奥がじんわりと温かくなりました。

私たち建設業も、「地域の未来をつくる」という意味では彼らと同じです。 だからこそ、若い世代が自分事として「地域を良くしたい」と動き出す姿には、学ぶことばかりです。 大人が思っている以上に、彼らは柔軟で、純粋で、そして強い「挑戦する力」を持っています。

彼らの挑戦が地域の希望の光になり、私たち企業がその小さな芽をそっと支える「土壌」でありたい。 そんな思いが、静かにこみ上げてきました。

未来は、誰かが勝手につくってくれるものではありません。 自分たちで手を伸ばせば、変えていける。世代を超えて、肩を並べて。

今日の学生たちの姿が、その大切なことを改めて教えてくれました。

学生発表交流会