ドラゴンクエスト1・2をクリアして 「15分の集中力」で得た、息子との宝物

子どものころ、寝る間を惜しんで遊んだファミコン。 ドラゴンクエスト、ファイアーエムブレム、ゼルダの伝説、ボンバーマン……。 あの頃は、ゲームをする時間をひねり出すために必死でした。

大人になった今、自分の子どもたちが同じようにゲームに夢中になっています。 その姿を見て懐かしくなり、話題の新作に挑戦してみたのですが、結果は惨敗。 ファイアーエムブレムは1日で断念し、モンスターハンターに至っては操作が複雑すぎて10分で撃沈しました(笑)。

そこで手に取ったのが、ドラクエのリメイク版でした。 昔のような「鬼畜な仕様(ヒントなし・復活の呪文)」はなく、親切なガイド付き。 今の私の集中力は15分が限界ですが、「どこでもセーブ」できる機能のおかげで、なんとか最後までやり遂げられました。

ゲーム自体も楽しかったのですが、何より良かったのは、プレイの合間に息子たちと交わした他愛もない会話です。 「そこ、もっと右!」「あー、やられた!」 エンディングの画面よりも、横で茶々を入れてくれる彼らとの時間が、私にとっては宝物になりました。

ふと、昔の父の姿を思い出します。 少年ジャンプを読みながら、黙々とゼルダやボンバーマンをクリアしていた親父。 便利なセーブ機能も攻略サイトもない時代に、あれをクリアしていたなんて。

今なら分かります。親父、あんたはなかなかにスゴかった。

― 堀内大祐(株式会社堀内組 代表取締役社長)

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