高校入試と「手に職」の未来 受験生へ贈る言葉

まもなく新潟県立高校の入試が始まります。 先日発表された志願倍率を眺めながら、ふとこれからの地域の未来について考えていました。

加茂農林高校や県央工業高校など、私たちの業界に直結する建設系の学科は、例年普通科に比べると出願者が少なめの傾向にあります。やはり「普通高校」が選ばれやすい。それは今の時代の自然な流れかもしれません。

「建設の仕事は大変そう」 そんな声もよく耳にします。正直に言えば、楽な仕事ではありません。雨の日も、雪の日も、現場は動いています。 しかし、何もない場所に新しい道ができ、橋がかかり、少しずつ町が形になっていく。その「ゼロからイチを創り出す瞬間」に立ち会える仕事は、世の中にそう多くはないと思うのです。

ものづくりは、人づくりでもあります。 現場で泥にまみれ、先輩の背中を追いかけながら、少しずつ技術を体に染み込ませていく。失敗も、そこから得た経験も、すべてが替えのきかない「自分の力」になります。 私は、これからの時代こそ、確かな「手に職」を持つ人がもう一度強く輝く時代が来ると信じています。

だからこそ、私は建設の魅力を伝え続けたい。 地域を支える誇りを。未来を自分の手でつくる面白さを。

受験生のみなさん、まずは体調管理を万全に。 あなたが机に向かって積み重ねてきた努力は、必ずこれからの人生の土台になります。

胸を張って、ベストを尽くしてきてください。応援しています。

― 堀内大祐(株式会社堀内組 代表取締役社長)

未来へと続く