「選ばれる」時代へ 地域と会社が、誰かの“人生の選択肢”になるために

最近、私のまわりでも働き方や暮らし方がずいぶん多様になってきたと感じます。 都会と田舎の二拠点生活を楽しむ人。大企業からやりがいを求めて地方企業へ移る人。フリーランスとして場所を選ばず働く人。地域おこし協力隊として、縁もゆかりもない土地に飛び込む若者たち。

ひと昔前は「普通」とされていた当たり前のキャリアが、今では数ある選択肢の一つに過ぎません。先日もそんな変化について語り合っていて、ふと気づかされました。「人は、会社や地域を自らの意思で『選ぶ』時代になったのだ」と。

かつては「雇ってもらう」「住ませてもらう」という、どこか受け身の感覚が強かったかもしれません。しかし今は違います。働く場所も、暮らす場所も、自分の価値観に照らして選ぶ時代です。

だからこそ、私たちは「選ばれる組織」「選ばれる地域」をつくる努力を続けていきます。 それは決して特別なパフォーマンスをすることではなく、
 ・人が気持ちよく、誇りを持って働ける環境を整えること
 ・人が安心して、豊かに暮らせる地域を支えること
こうした「当たり前」を、実直に積み重ねていくことです。

建設の仕事は、単に構造物を造ることではありません。地域の未来そのものを造る仕事です。 道路や橋というインフラの先に、人が集まり、「ここで暮らし続けたい」と思える景色をつくること。そのためには、まず私たち自身が旧態依然とした形を脱ぎ捨て、変化していかなければなりません。

この地域が、誰かにとって「ここで働きたい」「ここで生きていきたい」と選ばれる場所になるように。 変化を恐れず、一歩ずつ、皆さんと共に魅力ある未来を築いていけたら嬉しいです。

― 堀内大祐(株式会社堀内組 代表取締役社長)

インバウンドの二拠点生活