春を感じる瞬間、それは「袖」から

春の訪れを、何で感じますか?桜の花、暖かい日差し、花粉や黄砂…いろいろあると思います。でも、私たち建設業の現場では「袖」で春を感じます。

加茂の冬は「時雨(しぐれ)」が多く、現場では雨具を着るのが日常です。袖口が濡れるのは当たり前。ところが春が近づくと、その袖が濡れなくなるのです。空気が変わり、雨が減り、作業着の袖が乾いたまま過ごせる。そんな時、「ああ、春が来たな」と実感します。

建設業の仕事は、季節とともにあります。雪の中でも、雨の中でも、地域を支えるインフラを守るために働きます。だからこそ、春の気配を一番敏感に感じられるのです。

建設業って泥だらけで大変なイメージがあるかもしれません。でも実際には、自然と共に生きる、美しい仕事なんです。子どもたちの未来を守るこの仕事に、誇りを持っています。

わかりやすい春