建設業に求められる“デザインと経営力”の時代

 先日、にいがたPPP/PFI研究フォーラムに参加し、建設業に求められる役割が大きく変わりつつあることを強く感じました。これまでは「求められたモノを正確につくる力」が重視されてきましたが、これからの建設業にはそれ以上の「価値」が必要です。

 たとえば、まちづくりの中でどんな建物がふさわしいのか、どう使われ、どう運営されていくのか。つまり「モノコト全体のデザイン力」や「モノコトを運営する経営力」が求められます。公共施設の整備やインフラの更新も、ただ作るだけではなく、地域全体をどう元気にするかまで考えた提案が必要なのです。

 この変化に対応できるかどうかが、これからの建設会社の生き残りに関わってきます。私たち堀内組も、これまでの技術に加え、時代に合わせた柔軟な発想と提案力を持つ企業を目指していきます。地域の未来を支える存在として、より一層の努力を続けてまいります。

パトロールも大切な仕事