五島列島に学ぶ、地域再生の知恵

研修その2 
 五島列島福江島を散策。ボランティアガイドさんの案内で歩く島は、まさに「祈りと再生の島」。戦国時代から江戸時代、現代へと続くキリシタンの歴史にふれ、信仰を守るために生きた人々の強さと誇りを感じました。また、黒船来航前後の国防の要としての役割を果たした過去もあり、まさに「地域の守り手」であったのです。

 しかし今、五島列島は人口減少という大きな課題に直面しています。それでも島の人たちは新しい挑戦を始めていました。洋上風力発電の実証実験をはじめ、椿クラフトジン製造や観光との連携、地域資源を生かした商品づくりなど、知恵と情熱で未来を切り拓いています。その姿に深く共感しました。

 加茂もまた「雪椿のまち」。同じく自然に寄り添い、人と人が支え合うまちです。雪椿のように、厳しい冬を越えて春を咲かせる強さを私たちも持っています。堀内組は、そんな地域の力を信じ、建設を通じて未来を創る会社です。地域の希望を形にする、それが私たちの使命です。

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