お茶会に学ぶ“心のまちづくり

 少し前、湯田上温泉まつりで開かれたお茶会に参加しました。会場は田上町の名刹・東龍寺。お茶を立ててくださるのは湯田上温泉の女将さんたち。方丈様のお話を聴きながら、庭を眺めつついただくお茶とお菓子は、まさに心が洗われる時間でした。作法は分からず少し緊張しましたが、「相手を思う心」があれば十分だと感じました。

 この体験を通して改めて思うのは、土木もお茶も「人の心を整える仕事」だということです。道路や河川、橋をつくるのは暮らしを支えるため。でもその先にあるのは「地域の人が笑顔で集える空間づくり」です。堀内組が目指すのは、そんな“心の通うまちづくり。

 建設業というと「力仕事」のイメージが強いですが、実は一番大切なのは「人を思いやる力」です。地域の方々と一緒に、温かい未来をつくる。お茶の心と通じる仕事を、これからも誇りを持って続けていきます。

ドキドキワクワクお茶会