春を待つ球根たちの物語

 今年も球根の植え替えが終わりました。雪が降る前に、チューリップやスカシユリの球根を土の中へと戻しました。春の花を楽しむためには、今が大切な準備の季節。冷たい風を感じながらの作業ですが、心の中は不思議とあたたかくなります。

 何年も咲き続けてくれるチューリップに加え、今年は佐渡で買ったスカシユリも植えました。来春、鮮やかに咲き誇る姿を想像するだけで、自然と笑顔になります。球根が冬の間に力を蓄えるように、私たち堀内組も今を大切に、地域の未来に向けて力を蓄えています。

 まちづくりも同じです。目には見えなくても、地中では確かな成長が進んでいる。春に花が咲くのは、秋にまいた希望の種があったからです。寒さに負けず、今日も未来のために働き続けます。

美しいチューリップ