職場の改善を高校生とともに

 11月25日から3日間にわたって、加茂暁星高校看護科の生徒さんたちが、研修の一環として堀内組を訪ねてくれました。ちょっと緊張しつつも、どこかワクワクがにじんでいて、思わずこちらも笑顔になります。

 私から、建設の仕事のこと、そして堀内組がどんな思いで現場に向き合っているのかをお話ししました。「建設」と聞くと重たい・危ない・大変というイメージを持つ人が多いのですが、実は地域の暮らしを支える、とても“人に近い”仕事です。看護と同じように、人の安心をつくる仕事は、AIには難しい仕事でもあります。

 その後は現場へ移動し、実際に働く社員から、働き方の日常について説明しました。堀内組では、現場をより良くするための改善(仕事のやりやすさを高める工夫)を進めています。高校生のみなさんはメモを取りながら真剣に耳を傾け、「現場ってこんなふうに動いているんだ」と驚きの表情も。

 私たちは職場の改善につながるヒントをもらい、暁星高校のみなさんにはリアルな働き方を知ってもらう。お互いに“学び合える時間”になりました。こうした関わりが、地域の未来を少しずつ明るくしていくのだと思います。

 今日の経験が、誰かの人生の選択肢を広げるきっかけになったらうれしいです。またいつでも遊びに来てくださいね。一緒に地域の未来をつくっていきましょう。

― 堀内大祐(株式会社堀内組 代表取締役社長)

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