節分の豆まき 51個の豆の重みと、変わらぬ願い

「鬼は外、福は内」 子どものころ、そんな声を張り上げながら豆を投げた記憶があります。 私の記憶では、保育園では大豆でしたが、家では「落花生」でした。雪国では掃除が楽な落花生をまくのが定番ですよね。 「年の数だけ豆を食べて、元気に大きくなれよ」 そんな願いが込められた、温かい冬の行事です。

最近は、恵方巻きがすっかり定着しました。 あんなに太い巻き寿司を、子どもたちが無言で黙々と食べている。そのシュールで必死な姿を見ていると、なぜか笑いがこみ上げてきます。

豆まきから恵方巻きへ。形は変わっても、親が込める想いは同じ。 子どもたちが元気に、健やかに育ってくれたら、それだけでいいんです。

そんなことを考えていたら、以前、堀内組の社内で豆まきをしたときの写真が出てきました。 写っているみんなが若くて、表情が柔らかい。 人が集まって、笑って、季節を感じる。 家も会社も同じで、こうした行事の積み重ねが、強いチームやあたたかい地域をつくっていくのだと思います。

今年もみなさんのもとに、福がたくさん舞い込みますように。

……さて、私も年の数だけ豆を食べなければなりませんが。 51個も豆を食べると、カロリー的に人間ドックが怖いですね(笑)。

― 堀内大祐(株式会社堀内組 代表取締役社長)

本成寺の福豆 いただきました