路地裏から見える、まちの温もりと暮らしの支え

 初めて訪れるまちでは、いつも大通りを一本入った裏路地を歩きます。小さな商店や古い建物、ふとした挨拶や、行く手をふさぐ猫。そんな日常の風景に、そのまちの温かさを感じます。

 目立たないけれど、確かにそこにある暮らし。その裏側をそっと支えているのが、私たちのような建設業かもしれません。道路を直し、水路を整え、人々の安全や快適を日々守っている。それは、表に出にくいけれど、なくてはならない仕事です。

 子どもたちが安心して登下校できる道も、毎日の買い物ができるお店も、こうしたインフラがあってこそ成り立っています。派手さはありませんが、少しずつ積み重ねてきた私たちの仕事が、まちの土台になっていると感じています。

 これからの時代を支えていく若い力にも、そんな仕事のやりがいや大切さを少しでも感じてもらえたらうれしいです。

路地裏での出会い