大学との共創

「紡の会」に参加して感じた地域と大学の可能性

 新潟大学が主催する「紡(つむぎ)の会」に参加しました。この会は、大学と地域社会が連携し、共創イノベーションプロジェクト(共創IP)新しい価値を生み出す場です。地域活性化に関心のある一人として、非常に刺激的で有意義な体験でした。

地域の未来を描くプロジェクトが集結

 第3回となる今回の「紡の会」では、「コメ共創IP」や「おいしさDX共創IP」、「防災まちづくり共創IP」など、地元に密着したプロジェクトが紹介されました。その中で特に興味深かったのは「共同教育講座」。地域の活性化に必要な人や技術を育てるリスキリングを、オンラインで組み立てていく取り組みは、可能性が大きく広がるものだと感じました。

ポスターセッションでの熱い議論

 シンポジウム後のポスターセッションでは、参加者同士が直接意見を交換する機会が設けられました。大学の研究者や行政職員、企業の担当者が一堂に会し、それぞれの視点で地域の課題や将来の語り展望について合う場は非常に活気に満ちていました。
特に印象的だったのは、若い研究者や学生たち自身の研究を熱心に説明する姿。全体的に関わることで、地域の未来を支える新しいプロジェクトが生まれる予感がしました。

建設業から見た「紡の会」の可能性

 私たち建設業界も、地域社会の未来づくりに大きな役割を果たす立場にあります。「紡の会」で感じたのは、大学と地域社会が対等に連携することで、新しい価値が生まれます。例えば、地域のインフラや防災対策といった課題も、大学の研究やデジタル技術を取り入れることで、より効率的で持続可能な解決策の整備が見えてくるかもしれません。

未来を共に紡ぐために

「紡の会」は、大学と地域が共に未来を描く重要なプラットフォームです。このような場に参加することで、新しいアイデアやつながりが生まれると実現しました。私たち堀内組も、これから地域社会との連携をさらに既存、地元の皆さんと共に「未来を紡ぐ」努力に貢献していきたいと思います。地域の皆さんと一緒に成長し、より良い新潟を目指して、これからも一歩前進でいきます。

 このような機会を提供していただきました新潟大学の皆さんに感謝します。次回の「紡の会」もぜひ参加したいと思います!