親の衰え、子どもの成長

 先日、久しぶりに腰を痛めてしまいました。子どもが小さい頃、変な体勢で歯磨きをさせていてギックリ腰になったあの時以来です。
それから十数年、すっかり大きくなった子どもを支えようとした瞬間、またあの痛みが再発しました。

 子どもは確実に成長し、親は少しずつ衰えていく。当たり前のことですが、こうして体で実感すると少し切ないものです。しかし、それは親子の絆の証でもあります。子どもを育てる時間は、親の気力体力を注ぎ込み、自身の衰えを感じさせますが、その分、たくましく、豊かに育っているのだと確信しています。

 私たち建設業も同じです。若い力を育てるために、ベテランは経験を惜しみなく伝え、時には体力の限界を感じながらも、未来のために努力を続けています。
 堀内組は、そんな想いを大切に、地域に貢献し、次の世代を育てる会社です。

 成長と衰え。それは決して悲しいことではありません。未来へとバトンをつなぐ、かけがえのない営みなのです。

次世代へ想いを乗せて