現場から考えるDX

DX認定を申請し、さらに「DXセレクション」へ挑戦する過程で、正直大きなモヤモヤを抱えていました。いつの間にか「認定を取ること」自体が目的化し、管理優先のDXへと傾いていました。本来のDXは、現場で働く人を楽にし、地域に貢献するためのものです。そこで視点を変え、現場優先のDXへ舵を切ります。

すべてを変える必要はありません。今のまま大切に守る部分と、ほんの少しの工夫で楽になる部分、その見極めこそが重要です。ICTやAIを導入しても、現場の負担が増えるだけでは意味がありません。むしろ「働く人が笑顔で仕事できるDX」でなければ、本当の変革とは言えないのです。

堀内組では、現場の声を起点にしたDXを進めています。地域を支えるインフラ整備と並行し、社員一人ひとりがやりがいを持って働ける環境づくりに力を注いでいます。DXは管理のためではなく、人のためにある――これが私の確信です。地域とともに希望を持って働く仲間を、私たちは待っています。

誠ある勇で進める