「いい会社に入る?いい会社をつくる?」

 先がなかなか見いだせない変化の時代に入ると「どんな仕事に就くの?」と考える機会が増えますよね。 多くの人は「いい会社に入る事」を目標にしがちです。

 世の中には「いい会社に入る」だけでなく、「いい会社をつくる」という選択肢もあります。今日は、そんな働き方のゴール設定について考えてみましょう。

「いい会社に入りたい!」これは多くの人が目指す目標です。安定した収入、働きやすい環境、充実した福利厚生——これらは確かに大切な要素です。親としても、子どもには安心して働ける職場で働いてほしいと思いますよね。

 それでも、「いい会社」とはどんな会社でしょうか? それは「誰かがついた、すでに評価している会社」です。 要は、自分の努力だけではなく、会社の仕組みによって良し悪しが決まる部分が大きいのです。

 とりあえず、「いい会社をつくる」ことを目標にすると、働き方が大きく変わります。
・自分の工夫や努力で職場をより良くできる
・賃金や仲間が働きやすい環境を作れる
・地域や社会に貢献できる仕事ができる

 これは、経営者だけでなく、どんな立場でも意識できることです。 同様に、職場の雰囲気を明るくし、効率的な仕事のやり方を提案するなど、小さなことから「いい会社をつくる」ことはできます。

 とりあえず、「いい会社に入る」というのは悪いわけではありません。でも、とりあえずがゴールではありません。

 私たち建設業も同じです。いい会社にするためには、働く人たちが「どうすれば良くなるか?」を考え、行動することが大切です。そうすれば、自分自身も成長し、よりやりがいのある仕事ができるようになります。

 僕らは、「いい会社に入りたい」と思うのではなく、「将来いい会社をつくる」ことを目指せるように、日々の仕事の成長の姿を見せていきたいです。

「いい会社をつくる」人が増えれば、世の中はもっと良くなる。
 そんな未来のために、今できることを一緒に考えていきましょう!

綺麗に咲いた雪の花