M&Aと地方建設の会社の関係性

 先日、M&Aと地方建設会社の課題について学びました。

 目の前にある課題として、地方の建設業は人口減少や少子高齢化の影響を大きく受けています。技術者の高齢化による技術者不足や、公共事業費の縮小によるコスト競争の激化。経営者の後継者不足による廃業など、厳しい現実を突きつけられています。

 これらの課題に対して、大きく取り上げられているM&Aは解決策の一つ。例えば、規模が小さい建設会社が統合することで、経営基盤が強化されたり、技術者の相互活用や共同採用・育成など人材不足対応、などのメリットがあります。

 実際に行われているM&Aは、異業種間で、異なる地域同士が手を組むことが多いと感じました。この数年で経費コストも増加傾向で、目的意識が非常に大切になってきます。また、成功するためには「企業文化の統合」がとても重要で、従業員同士のビジョンの共有や、コミュニケーションの強化が非常に大切だと改めて感じました。

 地域の安全や快適さを支える「基盤企業」としての役割を果たすためにも、採用と育成、そして働く社員の幸せがなにより大切。 自分たちの安心感のためにも頑張ります。

雪がすっかり無くなった田んぼ