昭和レトロで観光

研修その5 
 門司港は、まるで時間が止まったかのような町です。
大正・昭和の香りが漂うレトロな駅舎、懐かしい木製ベンチ、古い木造屋根のホーム。どこを歩いても「懐かしい」があふれています。若い私でさえ胸がキュッとなる、不思議な温もりがある場所です。

 観光地として整備が進みつつも、当時の建物や町並みを大切に残す姿勢が素晴らしい。これこそ“まちづくり”の理想形だと思います。過去を壊して新しくするのではなく、古きを活かして未来へつなぐ。そうした「時間の積み重ね」が観光資源となり、人を呼び、経済を動かしています。

 まさに「懐かしさでも金を稼げる」。
土木や建設業が地域の歴史を守りながら、新しい価値を生み出す時代です。堀内組も、そんなまちづくりの一翼を担う企業でありたいと思います。懐かしさの中に未来をつくる、それが地域と共に生きる建設会社の使命です。

昭和レトロ 懐かしいホーム