未来を切り開く考え方

 人は誰しも、うまくいかない時に「自分なんて…」と感じることがあります。そんな時こそ必要なのが、「自己効力感」と「自己肯定感」です。前者は「自分ならできる」という実感、後者は「自分には価値がある」という確信です。

 建設業の現場でも、思い通りにいかないことは日常茶飯事です。でも、たとえ小さな作業でも「自分がやった」という満足が、心に火をつけてくれます。そう、自分の中に湧いた満足感=「自己満足」こそが、次の一歩を踏み出す突破力になるのです。

 大きなことはできなくても、自分にしかできないことが必ずある。その実感を持てる現場づくりこそ、堀内組が目指す姿です。子どもたちにも、「自分にはできる」と信じる力を育ててほしい。大人の背中が、それを教えてくれるのです。

完成した田んぼ