徳島県神山町の挑戦

 まちづくり研修ので訪れた徳島県。目的は神山町のキーマンに会うこと。そこにあるリアルと、その後の変化について伺いました。

 神山町の変革は、地元住民と外部の人材が一緒になり、「できることをやり続ける」ことで生まれました。その一つが、町の空き家を活用したアーティスト・イン・レジデンス。国内外の芸術家が滞在し、作品を作る仕組みを続けるうちに、町に新しい文化が根付いていきました。

 さらに、IT企業のサテライトオフィス誘致も成功。都市部の企業が神山町に拠点を構えることで、新しい働き方が生まれ、移住者も増えました。このように、長年かけて土壌を耕し続けた結果、神山町は「創造的な田舎」として注目される存在になったのです。

 神山町がすごいのは、「やったら終わり」ではなく、「その先の変化」を常に考え続けていること。例えば、移住者が増えた後は教育や子育て環境の充実に力を入れ、未来を見据えた施策を展開しています。

 「この町で何ができるか?」を問い続け、試行錯誤しながら行動を続けた結果、神山町は全国より出資を集め工業専門学校「まるごと高専」を開校、全国から学生が集まっています。

 神山町の成功は、すぐに結果が出なくても、やり続けることで土壌ができ、やった先に変化が生まれることを証明しています。これは私たちの仕事や地域づくりにも通じる考え方です。

 一歩ずつでも、変化を信じて進み続けること。それが未来をつくる鍵になることを改めて感じました。あなたにとっての一歩とは何ですか?

段々石積みの上に建つ「まるごと高専」