海の下を歩く冒険

 国道2号線の下に、海の底を歩いて渡れるトンネルがあるのをご存じですか?
それが「関門トンネル人道」です。本州の下関と九州の門司を結ぶ全長約780メートルの道。潮の流れが速い関門海峡の真下を、まさに人の力で歩いて渡ることができます。

 地上からエレベーターで地下60メートルまで降りると、そこには静かなコンクリートの世界。壁の向こうでは海が行き交い、頭の上を車が走っています。まさに“ちょっとした冒険”。子どもと一緒に歩けば、社会科見学にもピッタリです。

 本州と九州をつなぐ手段は、トンネル、橋、船、車、電車とさまざま。人間の技術力の高さに、改めて感動します。堀内組も同じように、地域の未来を支える「まちの基盤」を造る仕事を誇りにしています。土木の力は人と人、地域と地域を結ぶ力です。私たちもこの関門トンネルのように、人の心をつなぐものづくりを続けていきます。

海の底を歩く 本州を目指し